後半AT先制弾で“ヒーロー”になるはずが…エルモソがPK献上の心境吐露「すり抜けていく感覚」
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ディエゴ・シメオネ政権12年目となる今季、クラブ史上初のビッグイヤー戴冠を目指すアトレティコ・マドリードは7日、グループB開幕節でポルトと対戦した。スコアレスのまま迎えた試合は、後半アディショナルタイムにDFマリオ・エルモソが先制点を挙げたが、その直後に失点。それでも『ワンダ・メトロポリターノ』にファンの声援が響き続けると、アディショナルタイム9分が経過した時、FWアントワーヌ・グリーズマンが値千金のゴールを決める。試合はこのまま2−1で終了し、アトレティコ・マドリードは白星発進となった。
またラ・リーガ第2節ビジャレアル戦後(0−2●)、一部のファンと口論したことにも触れたエルモソは「ファンやクラブに不満があったことは一度もないんだ。ずっといたかったクラブであり、これからもいたいと思っている。スポーツ面の問題とは別に、人々は常に僕に愛情を注ぎ、敬意を示してくれていると信じているよ」と告白。さらに「まだ始まったばかり。プレシーズンから順調にスタートを切れているけど、それを当てにしてはならない。今、大事なことがかかっているんだ」と長いシーズンに向けて意気込みを示している。