フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマンに所属する、フランス代表FWキリアン・エムバペに会うために、8歳の少女が自転車で3日間、90kmの道のりを走破した。

 

心臓、腎臓、肺、背骨、手足、体の左側の筋肉に障害を持つ先天性の難病を患っている少女・カミーユは、今年のはじめ、契約が不確実だったPSGにエムバペとの契約延長を願ったビデオを投稿。

 

しかし少女は、「カミーユの笑顔」という先天性疾患や遺伝性疾患を持つ子どもたちの夢の実現を目的とした団体を持つため、偏見による非難もあったが、エムバペは次の試合の得点を「これはあなたのためです、カミーユ」と擁護した。

 

その後、カミーユは自身の治療が進んでいる証として自転車でエムバペに会いに行くことを決意。そして日本時間8月25日、その目標を成し遂げたのだ。

 

PSG財団もカミーユの偉業を絶賛。

 

「カミーユの笑顔」もツイッターで談笑するエムバペとカミーユの動画を投稿した。彼女の頑張りは、障害を持つ多くの子どもたちに勇気と希望を与えたことだろう。