エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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5回まで7奪三振2安打無失点と好投

■ブルージェイズ ー エンゼルス(日本時間28日・トロント)

 エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。6回の第3打席では激走でゲッツーを回避。先制点につなげ、11勝目の権利を手にした。

 両軍無得点の6回無死一、二塁。大谷は右腕マノアに平凡な投ゴロに打ち取られた。それでも打った瞬間から一塁へ激走。1度は投ゴロ併殺打と判定されたが、両手を振ってチャレンジを求めた。判定が覆ってセーフに。同1死一、三塁からレンヒーフォの先制左前適時打につなげた。地元放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説マーク・グビザ氏は「ところで彼は先発投手です」と称えた。

 5回まで7奪三振2安打無失点と好投。勝てば11勝目となる。初回1死一塁は四球を選び、3回2死は空振り三振。ここまで快音は出ていないが、この日は快足で自らを援護した。(Full-Count編集部)