地域の歴史に親しんでもらおうと21日、下野市の資料館で古墳時代の暮らしを体験する催しが行われました。

下野市の「しもつけ風土記の丘資料館」では毎年、夏休みの時期に合わせて当時の歴史や文化を学ぶさまざまな体験型のイベントを行っています。21日はこのうち、古墳時代の「機械織」によるコースター作りが行われました。小学生から中学生までおよそ10人が親子で参加。体験では当時の機織り機の仕組みを簡単にしたオリジナルのセットを使います。

下野市の甲塚古墳では2013年頃、全国でも珍しい「機織型埴輪」が出土。体験の途中、資料館の担当者がこの埴輪や当時の衣装、機織り文化について説明し、参加者は古代の暮らしぶりなどを学びながら思い思いのペースでコースターを作りました。