業務スーパーで販売されている『豚焼肉塩だれ』をご存じでしょうか。

豚肉を塩レモンだれで味付けした冷凍惣菜です。豚タンルート(舌の根本の部位)のプリッと柔らかな食感と、レモン果汁の爽やかな風味が特徴的。さっぱりかつ濃厚なおいしさで、がっつり白米がすすむ一品ですよ。

業務スーパー|豚焼肉塩だれ 500g|429円

業務スーパーにて429円(税込、税抜398円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり187kcal(脂質 12.7g、炭水化物 5.1g)。販売は神戸物産、製造はターメルトフーズ(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

コスパ(単価)は100gあたり約86円。『豚生姜焼き』(500g・473円・約95円/100g)などがラインナップされている冷凍味付き肉シリーズのなかでは、僅差ながら安めのポジションになります。

調理方法は、まず冷蔵庫に1時間くらい置いて、肉同士がほぐれる程度に自然解凍します。あとは弱〜中火にかけたフライパンでしっかりと加熱するだけ。3〜4分も炒めれば中まで火が通る印象です。

注意点としては、加熱時にタレが滲み出るため、単品だと水気が多くなりがち。余ったタレは切ってしまうか、適当な野菜と一緒に炒め合わせるのがおすすめです。野菜にタレの味が移っておいしく仕上がりますよ。

細かく刻んだ豚タンルートはプリッと柔らかな食感。赤身の歯ごたえは弱いものの、独特のコリコリ弾力感があるマイナー部位です。塩レモンのタレが染みており、程よい塩気とレモン果汁のきつすぎない酸味が広がります。

具材のネギとごま油で香ばしさを足しており、にんにくの主張もちょい強め。爽やかな塩レモンのベースを焼肉店風のパンチがある味付けに仕上げており、バランスの良いさっぱり濃厚テイストとなっています。

業スーの冷凍味付き肉は甘めの商品が多いので、爽やか系の本品は貴重な選択肢。ご飯にのせるだけでねぎ塩豚丼風にアレンジできますし、ビールのおつまみとしても活躍してくれる一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

豚タンルート肉に刻みネギと塩レモンだれを合わせた冷凍惣菜控えめな塩気と酸味にごま油などの香りを足した、バランスの良い味付け食感は若干チープだけど、爽やかさと濃厚感が両立した優秀なクオリティこってりした味付けが好みなら『豚焼肉たれ漬け』(500g・429円)がおすすめ