8月6日の平和記念式典で広島市の松井市長が読む平和宣言の骨子が発表され、ロシアによるウクライナ侵攻後の危機感が強調されました。

今年の平和宣言は、「戦争と平和」などの著作で知られるロシアの文豪トルストイの名言を引用しています。

「他人の幸せの中にこそ自分の幸せがあり、他人の不幸の上に自分の幸せを築くべきではない」という趣旨で、核兵器の使用で脅すロシアを非難する意図で

盛り込まれました。

松井一実市長「国家という存在と個人という存在を同一視すべきではない。どのような国家体制にあっても個人という枠できちんとした考え方をできる」

広島市は今年の式典にロシアを招待していませんが、平和宣言はロシア大使館に送付するということです。