ブライトンのオーナーが去就注目ククレジャの現状語る

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ブライトンのオーナーが今夏の去就が注目されるスペイン代表DFマルク・ククレジャ(23)の現状について語った。イギリス『90min』が伝えている。

昨夏、ヘタフェから1500万ポンド(約24億6000万円)で加入し、2021-22シーズンのブライトンの年間最優秀選手に選出されたククレジャ。

バルセロナ仕込みのテクニックに加え、左のウイングバックとサイドバック、3バックの左を主戦場に、一線級のアタッカーを相手に攻守両面で優位性をもたらす圧倒的なパフォーマンスを披露。

この活躍により、同胞ジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望するマンチェスター・シティ移籍の可能性が取り沙汰され、一部では個人間合意に加え、クラブ間での移籍金の交渉も進んでいると報じられている。

そういった状況の中、ブライトンのオーナーを務めるトニー・ブルーム氏は、イギリス『BBC Radio Sussex』でククレジャの現状について初めて言及。現時点では渦中のシティを含め、いかなるクラブからも公式なオファーを受け取っていないと主張している。

「マルクは素晴らしいプレーヤーであり、素晴らしい人間だ。彼はドレッシングルームにおいて素晴らしい存在だ。同僚たちは彼を愛しているし、グレアム(・ポッター監督)やコーチたちも彼を愛している」

「プレミアリーグでの最初のシーズンとなった昨シーズンは、信じられないほど良いプレーをした。我々は今後も彼に期待している。そして、我々は彼に対する入札を受けていない」

ブルーム氏の今回のコメントが事実であれば、シティはここまで具体的な動きを見せていないようだが、ストライカーや中盤の補強が進み、余剰人員の整理が進み始めたこれからのタイミングで、ククレジャ獲得への動きを活発化させていくことになるかもしれない。