【BLOGOS編集部・海外から見たニッポンまとめ】サウジの女性差別がハンパない - BLOGOS編集部
※この記事は2011年06月26日にBLOGOSで公開されたものです
BLOGOS編集部で、海外から見たニッポンの記事をまとめてみました。今週気になったのは、各国の“性差”に関してです。宗教・経済的に、性差で大きな違いが発生する国がいくつかあります。例えば、中国。不動産を持っていない男は、女性から相手にされないでは、一人っ子政策により男女バランスが崩れ、「男尊女卑的な社会風潮から、圧倒的な女性優位社会が誕生したというのは、大いなる皮肉」という現状。サウジアラビアはさらに性差が激しく、女性は外に出歩かないそうで、レストランも男女別だと聞きます。さて、今週の海外ニュースから、どんなニッポンが見えるでしょうか。サウディ女性の運転問題
サウデイでは女性が運転できない（どうやら女性の運転を禁止する法律はない模様ですが、要するに女性には運転免許が出ないのです）ことはよく知られていますが、最近このような禁止を破り、女性の運転する権利を認めろとの運動が広がり、女性が実際に運転して捕まる例が増えている模様です。…続きを読む不動産を持っていない男は、女性から相手にされない
男女の需給バランスの差が、社会問題まで発展してしまったのが、中国でしょう。中国では男性よりも女性の方がかなり少なく、結婚相手を見つけられない独身男性が多いそうです。中国では農村部を中心に男児を求める傾向が強く、一人っ子政策の影響で、1980年代以降、男女の出生数の差が拡大したそうです。…続きを読むイギリスとアメリカと日本？
それはそうと、まず思ったのは既婚でも結婚指輪を意外としていないこと。そして、僕も30なんで、「おまえは結婚しているのか？」とよく聞かれる。「ノー。」と答えると・・・「right deciison」だとか「you're smart」と返ってくる。笑…続きを読む香港上場企業ー味千ラーメン
つまり、中国で成功し大きな成長期待のある中国企業が、香港で上場して高い評価を得ている、ということです。日本で上場できない会社でも香港では簡単に上場できて、しかも高い株価がつく、というようなお話しでは全くありません。…続きを読むトルコとギリシャ（個人的感慨）
長いことトルコは貧乏な農業国で、特に商業、金融に苦手であった（何しろオスマン・トルコ時代の金融はギリシャ人が担当と言うか牛耳っていたはずです）のに対して、ギリシャは国も軍隊も小さいが、商業、金融面ではるかに才能があり、トルコに比べらはるかに豊かな生活を楽しんでいると言うのが、一般的なイメージで、また確かに事実そうだったと思ます。…続きを読むLinkedInに学ぶ、Facebook時代のウェブサービスの生きる道。
冷静に考えてみると、2007年の段階でLinkedInが日本語化していても、Facebook以上に超実名制なLinkedInが日本人に受け入れられたとはとても思えませんから、Facebookが普及し始めたこの段階で満を持して日本語展開に取り組むというのは、長期的に見ると悪くない選択とも言えるのかもしれません。…続きを読むいまさら香港ですか
幸か不幸か（多分不幸だと思うのですが）、日本では「技術力」や「モノ作り」といったスローガンが、国民の安直な愛国心と、政治家のスタンドプレーのダシにされ、ナマの「技術」が、そのままの姿で、補助金などの公的資金（＝皆さんの血税）を引き出す「撒き餌」となってしまっています。結果、技術者の一番の仕事が「補助金申請」などという笑えない事態が散見されます…続きを読む「国を開け！」、とタヒチでビール飲みながら思った。
『2100年、人口３分の１の日本』という本の分析と提言が、ちきりんの感覚ととても近かったのでご紹介します。これは歴史人口学者の鬼頭宏氏が書かれた本で、読み始める前はそのタイトルから「2100年とかあたしにはなんの関係もないじゃん」と、あまり興味が湧きませんでした。読み終えた今も「90年後に生きてる可能性はゼロ。マジでどうでもいい。」とは思いますが…続きを読む暴動とキスとソーシャルメディア
日本でもこの手の状況は、2ちゃんねるとミクシィなどの周辺で起きていましたが、どちらかというと「勇み足からSNS上で『ワルサ』自慢をした一般人を、匿名の2ちゃんねらーが追い詰める」という構図で、問題視されつつも真面目に議論されるという状況は少なかったように感じます…続きを読むキムチチャーハンが好きな人はクラスに一人か二人
「好きなメニュー3位」と言われると非常に多いように聞こえるが、「クラスに一人か二人はキムチチャーハンが好きな人がいる」と言われたら、そんなもんじゃないの？と思ってしまう。しかしこの記事の感想欄はエラいことになっている。97%の人が腹立つと答えているのだ…続きを読むトルコとギリシャ
「我々の隣国トルコも試練を克服し、現在では強固な経済を有している。彼らはどうやってやりとげたのか？トルコができたことは我々にだってできるのではないか？我々は克服するであろう」ごく短い部分ですが、何処となく「トルコでさえできたことを我々にできないはずがない」というニュアンスに聞こえませんか？…続きを読む過保護な「はてな」と自己責任の「blogger」 1.機能編
「はてな」と「blogger」の両サービスを利用して感じたのは、それぞれが日本とアメリカの文化の特徴を象徴しているのではないか、ということだ。よく、日本では観光客の入るような崖では、３メートル前から「この先、危険」と看板が出て、必ず手すりがあるが、アメリカでは、目も眩むような崖に転落防止の手すりすらないところも多く自己責任の原則が徹底しているといわれる。２つのブログサービスにも、そんな違いがあるように思える。…続きを読む「災害ユートピア」と「震災ナショナリズム」
震災直後に広まった言説として「日本人は災害時でも沈着冷静で、礼儀正しく、暴動などを起こさないので素晴らしい」という日本人論があった。これは世間でも驚きをもって受け入れられ、実際にわたしも震災当日から翌朝にかけて松戸駅周辺があまりにも落ち着いているのを見て、その議論を受け入れかけた。しかし、それは本当に「日本人」の特質なのだろうか…続きを読むオバマ夫人とツーショット１万ドル
一般庶民はこれらの昼食会・夕食会には手が届かない。よって、オバマ陣営は５ドル以上寄付すれば、寄付者の中から４人を選び大統領と一緒に夕食をとれるという企画を立て、「寄付のお願い」メールは毎日のように支持者の元に送られてくる。…続きを読む「来年の選挙までに、オバマ陣営は１０億ドル（約８００億円）集めるだろうと推測されている。」とのことですが、このやり方、個人的には大いに賛成です。「０８年の選挙で、オバマ草の根運動の力は大きかった。オバマ陣営は１３００万の支持者のメールアドレスを獲得したといわれている。」日本でも、ネット選挙が広がることで、若者の支持を獲得したり、より分かりやすい選挙態勢にしていくことも選択肢にいれていくのはいかがでしょうか。（BLOGOS編集部・末岡）
