業務スーパーで販売されている『えびカツ』をご存じでしょうか。

冷凍の魚肉フライです。柔らかなタチウオのすり身にプリッとしたむきえびを混ぜ込んだ個性的な食感。味わいは淡白ですけど、お弁当用おかずなどには悪くない選択肢ですよ。

極洋|えびカツ|429円


業務スーパーでは429円(税込、税抜398円)で販売中。冷凍えびカツが8個入って、内容量は400g。カロリーは1個(50g)あたり127kcal(脂質 8.2g、炭水化物 9.3g)。販売・製造は極洋。

コスパ(単価)は100gあたり約107円、1個あたりは約54円。業スーPB品の『えびカツ』(400g・386円・約97円/100g)や『えびカツスティック』(400g・343円・約86円/100g)に比べると、若干コスパが落ちるポジションになります。

自分で揚げるタイプの揚げ物惣菜が多い業スー冷食の中では珍しく、すでに揚げ調理済みで自然解凍でも食べられる商品。室温に1時間30分を目安に置けば、そのまま食べられます。もちろんレンジ調理(500W)も可能。耐熱皿に移してラップをかけず、4個あたり約2分20秒チンすればOKです。調理に手間がかからないので、お弁当おかずに揚げ物を入れたいときにありがたいですね。

薄い衣は白身魚すり身との一体感が強いしっとり食感。揚げたてではないのでサクサク感はイマイチです。それでも脂っこさがない軽めの口当たりのおかげで、そこまでチープさは感じません。

ベースとなるタチウオのすり身はふんわり柔らか。その中に形を保った小えびが入っており、プリッとした食感を主張します。とはいえ、えびの数は少ないので満足感はそこそこ止まり。魚介の旨みもあっさり系で、淡白さは否めません。

そのままだとご飯のお供にするには優しすぎる感じ。最低限の味付けなので、魚介の甘さがおやつ的な印象に留まっています。ソースなどで味を足せば十分おいしいので、ランチやお弁当などに活用するのがおすすめですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

タチウオのすり身とえびを使用した冷凍魚介フライすり身のふんわり感とえびのプリプリ感がしっかり楽しめる良食感あっさり系の優しい味わいなので、別途調味料を足して活用したい手軽さ重視なら本品、サクサク食感を重視するなら『えびカツ』(400g・386円)がおすすめ