「サッポロ一番 みそラーメン」(サンヨー食品)

サンヨー食品は6月1日出荷分から、即席麺製品を値上げする。

【関連記事】カップめん「スーパーカップ」「わかめラーメン」「焼そばモッチッチ」など値上げ、スープはるさめや袋麺も/エースコック6月1日価格改定

価格改定率は希望小売価格の約10〜12%。主要製品のうち、袋麺では「サッポロ一番 みそラーメン」ほか各種が従来価格111円から新価格123円に値上げ(以下、税別希望小売価格)。「サッポロ一番 みそラーメン」ほか5個パック各種は555円から615円に値上げ

カップ麺では、「サッポロ一番 カップスター」「サッポロ一番どんぶり」「サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば」ほかレギュラー各種が193円から214円に値上げ

「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」ほかタテ型ビッグ各種は、220円から245円に値上げ

「サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそ」は220円から245円に、「サッポロ一番 名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」は260円から290円に値上げ

ミニカップでは、「サッポロ一番ミニどんぶり」各種が116円から128円に、「サッポロ一番 ポケモンヌードル」各種は140円から155円に値上げ。また、「サッポロ一番ミニどんぶり バラエティーパック4食入」は464円から512円に値上げ

希望小売価格を設定しないオープン価格商品のカップ麺「サッポロ一番 旅麺」各種は改定率10%からの値上げとなる。

サンヨー食品 主要製品と改定価格(2022年6月1日出荷分から)

 
サンヨー食品の2月発表によると、即席麺の主原料である小麦粉や食用油脂をはじめとする原材料価格の高騰に加え、包装資材、エネルギー費、物流コストなど諸費用の上昇が進む中、同社では生産・物流の効率化などによるコスト抑制に取り組んできたが、自助努力だけではコスト上昇を吸収できない状況に至り、価格改定を決めたという。
 
サンヨー食品は「今後とも品質の維持・向上に努め、おいしい製品をお客様にお届けして参ります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」などとしている。