宮迫博之「牛宮城」開店3カ月で閉店危機の大誤算…「助けて!」と支援要請も“経営者失格”と厳しい声

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「もちろん全メニューではないんです。色んなもので上げざるを得ないものの値上げの方をさせて頂きたいなと、そういうご報告です」

5月25日に更新したYouTube動画で、こう語ったのは宮迫博之(52)。自身が経営する焼肉店「牛宮城」のメニューについて、一部値上げすることを報告した。

動画では、店舗運営を担当する本田大輝氏も同席。宮迫は名物の「極みタン塩」について、「現状で原価7割を超えている」「7割でも完全な赤字なんですけど、下手をすると9割いくんじゃないか」と言及。その上で、冒頭のように値上げをアナウンスしたのだ。

宮迫によると、1人前2200円の「極みタン塩」は6月1日から2800円に。1人前3500円の「宮迫ハラミ」は、3800円に値上げするという。値上げは、これら以外の商品でも実施される予定だ。

また、これまで2人前からしか注文できなかったという「極みタン塩」は、値上げに伴って1人前から注文が可能に。他にも4人以上しか注文できなかった「牛宮城王道コース」も、2人から注文可能になるとのこと。

一方で「進化する焼肉店」を掲げる宮迫は、これからの展望として「スタッフそれぞれが愛されるような、そんなお店(にしたい)」と言及。毎月新メニューを出しつつ、“自分がいなくても来店したお客様が楽しめるように”と次のように目標を掲げた。

「テーマパークのような。ディズニーランドに行く、USJに行くみたいな。そんな感覚で焼肉を食べに来ていただけるような。テーマパークを目指していきたいと思います」

だが“テーマパーク”を実現するには人員がまだ足りないといい、宮迫は値上げと同時に新たなスタッフも募集中だとアナウンスした。

■オープン1カ月後には偽装騒動も……

そんな「牛宮城」は、今年3月1日にオープンしたばかり。現在に至るまでに波紋を呼んだのは、値上げだけではなかった。

「オープンから1カ月足らずで、“和牛の偽装”が発覚しました。明るみになったきっかけは、あるYouTuberによる“抜き打ちチェック”。当初、『牛宮城』ではメニュー上で《30ヶ月以上肥育されたA5の雌牛のみを使用》と謳っていましたが、実際は去勢された雄牛や肥育期間に満たない牛が含まれていたのです。

宮迫さんはこの件について、YouTube上で謝罪しました。ですが“美味しさを最優先させる”として、この先も去勢された雄牛や肥育30カ月未満の牛を提供していく可能性があると説明。そのため、ネット上では“嘘をついていたのか”と物議を醸していました」(スポーツ紙記者)

今回の動画の最後では、「このままでは本当にホリエモンの予言通りに半年で潰れるかもしれません……」と不安を覗かせた宮迫。加えて、飲食関係者からメニュー価格について「安すぎない?」と指摘されるといい、「改めてちゃんと数字を見たら、全然大丈夫じゃなかった」とコメント。その上で本田氏と共に、「助けてください、みなさん! お願いします」と頭を下げたのだった。

偽装騒動に次いで値上げと、なかなか落ち着く様子が見えない「牛宮城」。店舗運営の“大誤算”に、ネット上ではまたもや厳しい声が上がっている。

《知名度があるから他の一般人がやってる個人店よりはマシですよね。経営能力、事業計画が甘すぎなだけでは? まあ、知名度があるからこうやってお願いできるだけでもいいやん》
《この発言が事実だとすれば、開店から半年も経たずに半年後に潰れるかもは事業計画が甘すぎるんじゃ無いかと思えてならない》
《あの価格で安過ぎたから値上げ…? しかも偽装肉の提供をしていたにも関わらず…?》
《開店3ヵ月足らずで「コストが見合わないから値上げ」って、見込みが甘すぎるとしか言いようが無くて、経営者として失格だと思います》