「スリー・リトグラフス(ピープル・ラダー)」1985年2022年5月14日(土)から、中村キース・ヘリング美術館にて「中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展:混沌と希望」がスタートする。会期は、2023年5月7日(日)までの予定。開館初年度の展覧会であった「混沌から希望へ」を再考し、そのコンセプトを紐解く展覧会として開催される。中村キース・ヘリング美術館は、ニューヨークを拠点に活躍したキース・ヘリング氏(1958〜1990年)を紹介する美術館として、2007年4月にオープンした。コレクターであり館長を務める中村和男氏は、1987年にニューヨークで「スリー・リトグラフス(ピープル・ラダー)」に出会ったことから、キース・ヘリング氏の作品の蒐集を開始。現在では中村キース・ヘリング美術館には、約300点の作品のほか、記録写真や映像や生前に制作されたグッズなど500点以上の資料が収蔵されている。開館15周年記念した今回の展覧会では、新たな収蔵作品「無題」を中心に、コレクションの核となる約150点を紹介。キース・ヘリング氏の作品には、“底抜けに明るい”アートの裏に混沌とする社会への訴えや内なる苦しみ、希望と自由への強い思いが描かれているが、それらの1980年代に描かれたアートからは、2022年を生きる人々が世界に向き合うためのヒントも得られる。
All Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation
Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認人間の欲望と生への祝福が描かれた新収蔵作品「無題」1984年■期間:
2022年5月14日(土)〜2023年5月7日(日)■開催場所:
中村キース・ヘリング美術館
山梨県北杜市小淵沢町10249-7■問い合わせ先:
中村キース・ヘリング美術館
url. https://www.nakamura-haring.com/