業務スーパーで販売されている『合鴨パストラミ』をご存じでしょうか。

調味液に漬け込んだ合鴨肉を燻製にした冷凍食肉。スモーキーな香りに加えてペッパーの刺激感が強烈に立った、おつまみ特化タイプの濃厚テイストです。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

業務スーパー|合鴨パストラミ|257円

業務スーパーにて257円(税込、税抜238円)で販売中です。内容量は190g、カロリーは100gあたり188kcal(脂質 12.7g、食塩相当量 2.3g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

以前ご紹介したものと比較して、原材料表示などには変化なし。ただし、以前は253円(税込)だったので、4円ほど微妙に値段が上がっています。姉妹品の『合鴨ロース』(190g・257円)も同ボリューム・同価格となります。

使い方は半解凍状態にしてから好みの厚さにスライスするだけ。冷蔵庫に1〜2時間ほど置けばOKです。急ぐ場合は袋ごと流水に当てても解凍できます。表面にまぶされたペッパーが散りやすいので、ビジュアルを重視するなら慎重にスライスしましょう。

しっとりなめらかな口当たりときめ細かい繊維感が両立した優秀な食感。『合鴨ロース』と比較すれば若干引き締まった肉質でしょうか。味付けを含めて、全体的に以前とほとんど変わらないクオリティです。

鴨肉特有のサラッとした脂の旨味をベースに、黒胡椒と白胡椒の華やかな香りが広がる味わい。スパイシーな刺激感が強く、燻製の風味は脇役程度の効き方です。味付けのバランスは問題ないものの、独特の辛味の強さが好みを分けるかもしれません。

味付けは変えづらいものの、サラダやパスタの具材にしたり、サンドイッチに挟んだりといったアレンジレシピには活用可能です。もちろんそのままワインおつまみにしてもご褒美感はばっちり。業スーおつまみ食材のなかでも、上位に入る完成度の高さですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

中国原産の合鴨肉をスパイシーに味付けした冷凍燻製肉ほぐれるような赤身の食感と程よい脂身の旨味に、ペッパーの華やかな刺激感をプラス辛味の強ささえ許容できれば、価格以上の完成度を楽しめる優秀おつまみ食材クセのなさと活用度を重視するなら『合鴨ロース』(190g・257円)がおすすめ