袋のままでOK?オートミールの正しい保存方法と期間
オートミールとは?
注目を集めているオートミールが、そもそもどんなものであるのかご存知でしょうか。オートミールはオーツ麦と呼ばれる穀物を加工して乾燥させたものです。海外では朝食としてポピュラーな食品。最近では健康食ブームということもあり、日本でもスーパーやネットで簡単に手に入るようになりました。
オートミールの保存方法
オートミールは、正しく保存すれば長期保存ができます。 基本は常温保存で、保存場所は高温多湿、直射日光を避けた冷暗所が鉄則!シンク下に保管するのは避けてください。
商品に記載されているオートミールの賞味期限は、あくまで未開封での期限。開封後は早めに食べ切るようにしてくださいね。
購入後は袋から移し替えたほうがいい?
未開封であれば袋のままでかまいませんが、開封後のオートミールはプラスチックやガラスの保存容器、ジッパー式保存袋などに移し替えるのがおすすめ。湿気や虫の混入を防ぐことができます。オートミールや雑穀専用の保存容器も販売されていますので、保存スペースや用途に合わせて選んでくださいね。
常温での保存方法・期間
常温での保存は、プラスチックやガラスの密閉容器やジッパー式保存袋に入れ替えるのがおすすめです。空気に触れないようにしっかりと封や蓋をして、直射日光や高温多湿の場所を避け、できるだけ涼しい場所で保存してください。食品用乾燥剤を入れておくとさらに安心です。
常温保存の場合、開封後1ヶ月以内に食べ切りましょう。
冷蔵保存方法・期間
オートミールは冷蔵保存することも可能です。 あまりスペースを取らないジッパー式保存袋に入れるのがおすすめです。その場合はしっかりと空気を抜いて封をするのがポイント!温度が高めの野菜室で保存するといいですよ。
ただし室温と冷蔵庫の温度差で結露が発生し、湿気やカビの原因になるので注意が必要です。ジッパー式保存袋に数回分ずつ小分けにして、冷蔵庫からの出し入れをなるべく少なくするように工夫しましょう。
結露をしていなければ、保存期間は2ヶ月程度です。
冷凍保存方法・期間
オートミールがたくさんある場合は冷凍保存がおすすめ。冷凍庫での保存方法は、基本的には冷蔵保存と同じです。水でふやかして冷凍する場合には、食べ切れる量を小分けにし、ファスナー付保存袋に入れてしっかりと空気を抜いて保存するか、密閉できる容器に入れて保存します。保存期間は2ヶ月程度です。
解凍方法
冷凍したオートミールはそのまま使用できるので、解凍する必要はありません。また湯や牛乳で煮たオートミール粥を1食分ずつ小分けにして冷凍しておけば、レンジで加熱してすぐに召しあがれます。
食べられない場合の見分け方
・湿気でカビが生えている
・悪臭がする(すっぱい臭いがする)
・糸を引く、粘り気がある
・虫が入っている
・全体的に黒ずんだ色になる
このような状態になっている場合は、食べないでください。
オートミールは基本的に乾燥していますが、結露や湿気でカビや菌が発生することがあります。何かしら異常を感じたら、すぐに廃棄してください。
正しく保存して、オートミールを上手にアレンジ♪
オートミールは価格も手頃で手に入りやすいので、正しく保存すれば使い勝手抜群の食材です。時短で調理できるのも、魅力のひとつ。忙しい朝には間違いなく活躍してくれるはずです。
オートミールのレシピは主食からスイーツまで幅広いアレンジが公開されています。ご紹介した保存方法を参考にして、毎日の食事にオートミールを取り入れてみてはいかがですか。