冷凍保存も!大根を丸ごと1本おいしく味わう保存方法

大根を冷凍で保存する方法

大根が大きくて使い切れない!という場合は、冷凍保存しましょう。冷凍する場合は、いちょう切りや短冊切りなど、小さくカットしてから保存します。

冷凍すると水分が抜けてしまうため、食感や風味が変わってしまいますが、味がしみやすくなっているので、煮物にするとおいしくいただけます。また、辛味がやわらぐので、辛い大根の甘みをだしたいときにもおすすめです。

葉の部分も冷凍保存が可能ですので、すぐに食べないときにはぜひ冷凍を!

手順

1. 大根の皮をむきます。

2. いちょう切りや短冊切りなど好みの形にカットし、調理に使う分だけ小分けにラップでくるみ、ジップ付き袋や保存容器などに入れましょう。ポイントは、ラップにくるむ前にしっかり水気を切ることです。

3. 葉の部分はゆで、水気をしっかりしぼったら食べやすい大きさにカットしましょう。こちらも小分けにしたらラップでくるみ、ジップ付き袋で保存します。その際、できるだけたいらにして保存するようにしましょう。

【保存期間】
保存期間は約1ヶ月です。葉の部分も同様に、1ヶ月を目安に使いましょう。

解凍方法

カット済の大根は、冷凍のまま汁物に入れることができます。煮物などの場合は、冷蔵庫で自然解凍してからの使用しましょう。その際に出た水分は、しっかり切ってから調理してください。

大根を冷凍保存するメリット

冷凍すると余計な水分が抜けるため、食感や風味が変わりますが、味がしみやすくなります。そのため、味噌汁や煮物にすると短時間でおいしくいただけます。また、辛味がやわらぐので、辛い大根の甘みをだしたいときにもおすすめです。

冷蔵保存した大根を使うおすすめレシピ3選

4. おかずにもおつまみにも!缶詰でピリ辛さば大根

調理時間:20分

さばの缶詰があれば簡単にできる、ピリ辛さば大根です。冷凍したいちょう切りの大根を使えば、すぐに味がしみしみに♪ さば缶は汁ごと使うため、うま味を逃さず味わえます。ピリ辛コチュジャンがアクセントになっている、ごはんにもお酒にも合うひと品です。

5. レンジで簡単!大根とこんにゃくの煮物

調理時間:25分

やさしい味わいを楽しめる煮物です。ポイントは、こんにゃくに砂糖をもみこんで加熱すること。水分が抜けるだけでなく、味がしみこみやすくなりますよ。あとひと品欲しい!というときにいかがでしょう。

6. 具材たっぷり。けんちん汁

調理時間:30分

食べごたえ抜群!具だくさんのけんちん汁です。レシピではほかの具材といっしょに大根を炒めますが、冷凍の大根なら、炒めずそのまま汁に入れてOK。木綿豆腐は手でちぎるため、野菜のうま味がしっかりしみこみます。

大根を冷蔵で保存する方法

まるごと1本保存することもできますが、カットすると使い勝手がよく、冷蔵庫の場所も取りません。また、大根は部位によって味が異なります。甘みが強い葉に近い上部、辛味が多い先端、甘みと辛味のバランスがとれている真ん中と、分けてカットするのもおすすめです。

手順

1. 葉を根本から切り落とします。



2. 大根を好みの大きさにカットしたら、全体をラップ、または湿らせた新聞紙で包みましょう。



3. 水分が逃げないようしっかり包んだら、冷蔵庫の野菜室へ!その際、必ず立てて保存するようにしましょう。牛乳パックやペットボトルなどを利用すると便利です。



4. 葉の部分はゆで、しっかり水気をしぼったら、ラップに包むかジップ付き袋で保存しましょう。小さくカットしておくと、調理するときに使いやすいですよ。

保存期間

冷蔵庫の野菜室で保存する場合の目安は、1週間~10日になります。葉の保存目安は3日と短めなので、早めに消費しましょう。

冷蔵保存した大根を使ったおすすめレシピ3選

1. 豚こまでくるっと!肉巻き大根のジュワうま角煮風

調理時間:20分

冷蔵保存の大根だからこそ作れる、肉巻き大根です。大根をピーラーでリボン状にし、豚肉でくるくる巻くだけ。甘辛だれで味付けしますが、真ん中にしょうがを入れるため、ピリリとしたアクセントも楽しめます。おつまみにもいかがでしょう。

2. うま味じゅわ♪ 大根ステーキの辛味噌あんかけ

調理時間:20分

たっぷり大根を使える大根ステーキです。大根は浅く切り込みを入れ、ラップでチンするため調味料がしみしみに♪ 大根が透き通るまで、しっかり加熱するのがポイントです。辛味のあるそぼろあんもレンジで作れますよ。

3. 熱々がおいしい。大根の鶏ひき肉はさみ揚げ

調理時間:30分

鶏のひき肉を大根でサンドする、大根のはさみ揚げ出しです。大根に、鶏のうま味がしっかり染み渡ります。フライパンでこんがり揚げ焼きにしたら、アツアツをいただきましょう。味付けにはめんつゆを使うため、楽にできますよ。

大根おろしの保存方法

大根はおろして食べることが多い、という方におすすめの方法です。ポイントは、できるだけ空気にふれないようにすること。空気から守ることで、ボソボソした食感になるのを防ぎます。

手順

1. 大根をおろしたら軽く水分をしぼり、ジップ付き袋に入れ冷凍庫へ。そのまま入れてもよいですし、小分けにしてからラップにくるんでもOKです。どちらも作ったらすぐ、できるだけ空気を抜き平らにして冷凍しましょう。

2. ジップ付き袋にそのまま入れる場合、平らにしたら使う分だけ筋を入れておくと、割りやすくなり調理する時に便利です。

3. 保存の際、金属製のトレイがある場合はそちらをおすすめします。平らな状態で保存できるだけでなく、早く冷凍できるため、酸化を遅らせることができますよ。

4. ほかに製氷皿を使う方法もあります。こちらは、大根おろしを入れた製氷皿にラップをかけ一度冷凍。そのあと、重ならないようにジップ付き袋に入れ、再度冷凍保存します。

保存期間
約一ヶ月ですが、早めの消費がおすすめです。

解凍方法

解凍する場合は、冷蔵庫で自然解凍しましょう。ラップに包み小分けにしたものは、冷蔵庫で自然解凍のほか、ラップのまま流水解凍することもできます。

冷凍保存した大根おろしを使うおすすめレシピ3選

7. とろけるおいしさ。おろしで作るやわらか煮豚

調理時間:30分

大根おろしをたっぷり使う煮物です。豚肉を大根おろしに漬け込み、煮込むときにも調味料に大根おろしをプラス!酵素の力でびっくりするほど肉がやわらかくなりますよ。甘辛味がごはんによく合い、箸が止まらぬおいしさです。

8. 食べ応えあり。鮭としめじとなすのみぞれ煮

調理時間:15分

簡単にできる、ボリュームたっぷりのひと品です。具材をこんがりと焼き、大根おろしと調味料を加えて煮るだけ。大根おろしの水分があるので、味の濃さはお好みで調整してくださいね。しっかり食べたい日の夕食にぴったりのメイン料理です。

9. さっぱり!豚肉とズッキーニの焼きしゃぶしゃぶ

調理時間:30分

大根おろしのさっぱり感を楽しめる、豚肉とズッキーニの炒め物です。豚肉とリボン状のズッキーニを炒めれば、すぐにできあがり。ポン酢しょうゆを使うおろしだれは、レンジでチンするだけなので簡単ラクラクです。お酒にもよく合いますよ。

冷蔵だけでなく冷凍保存もできる大根!

大根は冷蔵で保存するほか、小さくカットしたり、大根おろしにして冷凍保存することもできます。冷凍すると味がしみこみやすくなるため、煮物などにおすすめ。大根おろしも活用の場が多いので、いろいろな保存方法でおいしく味わってくださいね。