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「小室圭さんの就職先である弁護士事務所での1年目の年収は2,280万円といわれていますが、この金額はニューヨーク(以下NY)の感覚ではリッチと呼べるものではありません。普通の会社員でも、30代になると1,000万〜1,500万円はもらうので“少し多いかな”という程度です」

そう指摘するのは、約3年間、NYの中心地・マンハッタンで駐在員生活を送っていたアパレル企業に勤めるAさん。

NYの物価は東京の2倍といわれ、思った以上にお金がかかるという。そこで、現地の生活に詳しい邦人4名と宮内庁関係者への取材をもとに、眞子さまと小室さんの生活にかかる費用を試算した。

大きな負担となるのは家賃だと語るのは、ニューヨーク州の弁護士資格を持つリッキー徳永さん。

「弁護士事務所があるマンハッタンでセキュリティがしっかりしたマンションに住むとなると、家賃は寝室が1つのタイプでも、最低50万円。安い物件もありますが、値段は安全性に比例します」

元皇族ともなれば、家賃を削ることはできないだろう。

NYは外食の高さも有名だ。眞子さまの自炊力は未知数だが、小室さんは節約レシピ本を購入する姿が報じられるなど、自炊に積極的に見える。しかし、仕事が忙しくなれば、3食すべてを自分で作るわけにはいかないだろう。

小室さんと同年代で、NYに妻と駐在中のBさんによると。

「スーパーの食材は安いので、すべて自炊なら食費は6万〜8万円で済みます。しかし、外食やデリバリーは高く、ほぼ自炊の僕たちでも、月の食費は13万〜14万円ほどかかってしまいます」

それでもせっかくお2人で暮らせるのだから、お互いの誕生日くらいはディナーを楽しみたいもの。

「日本で1万5,000円ほどの高級店と同じレベルの料理に、NYでは2万〜3万円かかります」(Bさん)

高額なことで知られる米国の医療費については、勤務先が指定する健康保険にお2人とも加入するだろう、と語るのはNY在住の投資調査会社に勤めるCさん。

「わが家の場合、家族4人で保険料は月7万円ほどです。それでも、自己負担はあり、虫歯治療でも最低3万円はかかります」

日本に滞在しているうちに、歯医者に行ったほうがよさそうだ。

■お2人ならではの削れない出費も

NYの主要な交通手段である地下鉄は24時間運行と便利だが、眞子さまの利用には不安もありそう。

「今の地下鉄は安全といわれていますが、眞子さまはタクシーを利用されたほうがいいのではないでしょうか。とはいえ、少し乗るだけでも2,000〜3,000円かかるので、出費はかさみます」(Cさん)

また、弁護士になる小室さんは、身だしなみにもお金がかかる。

「マンハッタンの弁護士の服装は、スーツにネクタイが基本。それなりのものを身に着ける必要があり、なかなか節約できるものではありません」(リッキーさん)

眞子さまも、フォーマルな場でお召しになる服が必要になるというのは、宮内庁関係者。

「ご公務などでお召しになったドレスは、どれもNYのトレンドにはあわないため、すべて買い替えることになるでしょう。会食やパーティのためのお洋服を買うとなれば、1着10万円はかかります」

さらに、今後小室さんは、母の元婚約者・X氏への解決金400万円をはじめ、ロースクールを卒業するまでにかかったとされる奨学金などの返済にも追われることになる。母・佳代さんヘの仕送りは、到底不可能だろう。

1億5,000万円といわれる一時金を辞退すると報じられた眞子さまだが、小室さんの年収2,280万円は、NYでお2人が暮らすにはあまりにもギリギリの金額。お2人のNY新婚生活は、当面厳しいものとなりそうだ。