XFN-ASIAによると、ベルギー・ブリュッセルでEU(欧州連合)のエネルギー当局高官との会合を行っているOPEC（石油輸出国機構）のダウコル議長は7日、記者団に対し、「全体的に見て、現在の市場の動向は喜ばしいものではない。あまりにも価格が高かったり安かったりすることは誰にも益しない」とした上で、現在の市場動向は物価の上昇などファンダメンタルズ（経済の基礎的要件）的な要因によるものではないという見方を示し、原油価格高騰を抑えて市場を鎮静化するために、できる限りのあらゆる対策を取っているとした。　【了】