「ブチギレ」木村多江の要求を「正論」で跳ね返す じゅんいちダビッドソンのドッキリ対応に賛否
お笑い芸人・じゅんいちダビッドソンさんが2021年7月18日放送のバラエティ番組「うわっ!ダマされた大賞」(日本テレビ系)に出演し、俳優の木村多江さんによるドッキリ芝居に真っ向から反論した姿勢が、インターネット上で大きな反響を呼んだ。
じゅんいちさんの隣室でマネジャーに激昂する木村さん、という構図
ドッキリの内容は、薄い壁1枚で遮られたふたつの控え室にじゅんいちさんと木村さんをそれぞれ割り当て、木村さんがマネジャー相手に怒鳴り散らし、隣室のじゅんいちさんの反応を見るといったものだ。
木村さんは控え室に入るや否や、壁を叩き「加湿器用意してって言ったよね?」とマネジャー役の鎌田将司さんに苦言。謝るマネジャーに「すみませんで済んだらさ、警察は要らないの!」と激昂しパイプ椅子をなぎ倒す。その後も木村さんは何かにつけて大声でマネジャーに激怒する演技を続けた。
木村さんがキレ続ける中、じゅんいちさんの控え室に突如電話の音が鳴り響く。木村さんの部屋でもその音は聞こえ、「隣の部屋さ、もし誰かいたらさ......」として、じゅんいちさんの控室に乗り込んだ木村さん。「隣の声って、聞こえましたよね?」「何の話をしていたか?」と問うと、じゅんいちさんは「あの...ワードは分かりましたけど」「怒られてましたよね?」と答えた。
「失礼極まりないっすよ」
「こういうことをね、ちょっと世間に広まっちゃうと、私もちょっと女優なのでね」との木村さんの言葉に対し、じゅんいちさんは「ただね、ちょっと話聞いてたらね、鎌田さんにも問題あったんすよね。マネジャーさんは怒られて当然なところも......」と返答する。
「すごく気持ちわかっていただいてありがたいんですけど、ただ、こういうことを言わないでほしいっていう気持ちはすごく強いんです」という木村さんに、じゅんいちさんは「別に言わないです」と返す。すると木村さんは「私が怒ってたって事実を、わかってるってことですよね......」と突然激昂。じゅんいちさんの控え室にあった灰皿をなぎ払った。
「なんか嫌なんですよね、言っちゃいそうだもん」と怒りを爆発させる木村さんに、じゅんいちさんは「あの、申し訳ないですけど、言う・言わないの前に初対面の人間の楽屋に入ってきて灰皿を投げるって、失礼極まりないっすよ」と注意。木村さんも「それは本当にごめんなさい。でもちょっと私もここで引き下がるわけにはいかないんですよ」と応戦した。
「言わないってことを証明してほしいんですよ。何か(一筆)書いてほしいんですよ」という木村さんに、じゅんいちさんは「ちょっと、なんかこの、別に言わんけど、それをこの状況で書かされるのは癪なんで」と断り、「もし申し訳ないという気持ちがあるのであれば、出て行ってもらっていいですか」と退室を促した。
「はっきり言い返しててすげーって思ったけど......」
SNS上では、理不尽な要求をはね退けたじゅんいちダビッドソンさんの姿勢を賞賛する声が多くあがっている。
「すごい。あんな状況の木村多江に冷静に反論できててすごすぎる」
「しっかり言うべきところを言い返すじゅんいちダビッドソンさんの好感度爆上げ」
「じゅんいちダビッドソンさん、凄い 大女優さんを目の前に、流されず、正論をしっかり言ってて好感でしかない!」
一方で、ドッキリでなかった場合を想定し、激昂する木村さん相手に正論をぶつける方法を必ずしも肯定しない声も多い。
「はっきり言い返しててすげーって思ったけど、片やドッキリで芝居でキレてるのに対して、片やガチでキレてるダビッドソンが何するかわかんないから、むしろ木村多江さんが危ない目に遭うんじゃないかとハラハラした」
「確かに正論だけど、怒り狂ってる人に対して怒りで返してしまったら、、これドッキリじゃなかったら大変な事になってたんじゃないのかな。。」
「じゅんいちダビッドソンが良いとか悪いじゃなくドッキリとしてはキャスティングミスだと思う」
じゅんいちさん本人も、ツイッターでドッキリについて振り返っていた。
「あの時実はめっちゃびびって反抗せなやばい!ってテンションになってたから気づかんかったけど、今考えるとあんな狂気を演じれるのは木村多江さんさすが女優さんですよね 間近でええもん見れたんやろうね。木村さんありがとうございました!ほんと騙された〜ww」