ほっこりくつろげるおうちごはんも、同じ器や盛りつけばかりではマンネリ気味に…。外食やパーティがあまりできないからこそ、家でも気分を変えて楽しく食事したい!
「わざわざ新しい器を買わなくても、食卓はじゅうぶんおしゃれになります」と話すのは、整理収納アドバイザーの加藤ちえさんです。50代の加藤さんは自宅でパン教室も主宰。いつもの献立が映えるテクニックを教えていただきました。


毎日の食卓をおしゃれに

食卓に高低差をつけると見栄えがグンとアップ!



まずトライしてほしいのは、料理をテーブルに並べるときのコツ。平たいお皿だけでなく、ボウルやガラスコップに料理を盛りつけるなど高低差をつけるのがおすすめです。テーブルに動きが生まれ、ぐっと華やかに!


「背の高い器を持っていなければ、収納で使っているコの字ラックをテーブルに持ってきてもOK! ラックの上に器やグラスを飾ればパーティー仕様になります。無印良品のアクリル仕切棚は、透明で圧迫感が出ないので使いやすいですよ」


「ケーキスタンドや高台のある器もおすすめ。同じテイストで大きさ違いのお皿が何枚かあるなら、ガラスコップと重ねて即席ケーキスタンド
もつくれます」

●ペーパーナプキンがあるだけで即おもてなし風



「白いお皿ばかりで見た目が変わらない…」という人は、ペーパーナプキンを取り入れてみて。


白い器の上に敷けば、料理も彩りよくランクアップ。


「100円ショップやイケアなどで、季節ごとにおしゃれなデザインのペーパーナプキンが出ています。保管しておいてもそれほどかさばらないし、リーズナブルなのでトライしやすいのでは? 広げてランチョンマット代わりにしたり、ラッピングに使ったりと使い道がいっぱい。お気に入りの柄をそろえておくと、おうち時間がさらに楽しくなりますよ」

家族との休日ごはんや自分自身へのおもてなしに、ぜひお試しください!

<取材・文/佐藤望美>

●教えてくれた人
【加藤ちえさん】



整理収納アドバイザー。転勤族の夫と多数の引っ越しを経験し、収納に目覚め整理収納アドバイザー1級を取得。現在は15坪3LDK、3階建て狭小住宅に暮らし、「今! 使っている大切なモノを選ぶ幸せな整理」を実践している。自宅セミナーを行う整理収納サロン、パン教室を主催するほか、テレビ出演、整理収納アドバイザー2級認定講座の講師としても活動。ブログ「パンのコト…整理収納のコト…
」ではすぐ真似できるコツや考え方などを日々更新中