ESSE本誌で連載中の『ドルオタが行く!』のこぼれ話をESSEonlineで紹介!
8月号に登場してくれたのは、『仮面ライダーセイバー』で富加宮賢人役として出演中の青木瞭さん。身長188センチのスタイルが目を引く、イケメン俳優の素顔は、礼儀正しいしっかり者でした。



青木瞭さんにインタビュー!「まさか、自分がライダーになれるとは…」



●撮影現場では、スイッチの切り替えが全員上手いなと思います



Q1.『仮面ライダーセイバー』に出演することが決まったときの心境は?

オーディションに合格したときは、うれしさよりも“え、本当ですか?”という驚きの方が勝りました。50年間も続いていて、ずっと新しい作品をつくり続けることってすごいことだと思うのですが、そんな作品に自分が出演するなんて思ってもいなくて。もちろん小さな頃から憧れでしたし、俳優になってからはやっぱり出たい作品でしたが、まさか自分が本当にライダーになれるとは…(笑)。

Q2.アクションシーンの撮影で大変なことは?

アクションにはもともと興味があったのですが、挑戦したことがなかったので最初は苦戦しました。でも今は「剣をもったときに、こういうふうに動いてみてもいいですか?」とか、アクション監督さんに自分からアクションの提案をさせていただいたりすることもあって、少しは成長できたかな。大変でもあり、楽しいところでもありますね。

Q3.撮影現場の雰囲気はどんな感じですか?

同世代の俳優が多いので、楽屋や休憩時間は和気あいあいとして楽しいですね。でも、撮影の現場に入ると、ひとりひとりの集中力がすごいんです。一瞬でライバルに変わる感じというか…。スイッチの切り替えが全員うまいなと思います。

じつは僕は、シリアスなシーンを撮る前でも普通にしゃべっていたいタイプ。早めに気持ちをつくりすぎちゃうと、緊張したり演じ方が固まってしまいそうで怖くて。だから、その緊張感が少し苦手でもありますね(笑)。

●だれかの道しるべになれるような役者になりたい



Q4.2018年から2020年までの2年半、出演された「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」の思い出で、印象深いことは?

稽古に入る前にキャストが参加する2泊3日のテニス合宿があるのですが、それが本当に地獄のような厳しさでした。プロ選手を教えるコーチの指導で、ダッシュして、球を打ち返して、ランニングして、足腰を鍛える筋トレをして、メンタルトレーニングして…。プロ選手並みのメニューを朝6時から夕方までやる、本当の部活の合宿のようでした。2日間でしたがそれを一緒に経験したことで、役者同士の仲は深まりましたね。たぶん、一生忘れられないんじゃないかな。

Q5.ご自身が影響を受けている俳優さんはいますか?

かつて、『テニミュ』で同じ手塚部長役もされている城田優さん。あとは阿部寛さんですね。おふた方とも長身で大柄な方なので、同じような体形の僕にとって学べるところがたくさんあるんです。声の出し方であったり、体や腕の使い方だったりを意識して見てしまいます。

Q6.俳優としての今後の目標や夢を教えてください

人を魅了する役者になりたいです。自分のお芝居を見て、“私も役者をやってみたい”とか、“この人のようになってみたいな”と思ってもらえるような、だれかの道しるべになれるような役者になれたらうれしいですね。

●値引きを狙って買い出しに行きます





Q7.家事でのこだわりはありますか?
ひとり暮らしをするようになってから、ほぼ毎日自炊をしているのですが、食材は値段が安いスーパーを狙って買いに行きます。少しでも安ければ、ちょっと遠くでも行っちゃますね(笑)。午後6時以降に行って、半額とか3割引きとか値引きされているところからしっかりチェックします。安くていいものを探すのがすごく楽しいんです。

Q8.休日の過ごし方は?

今はなかなか難しいですが、いちばん好きな休日の楽しみ方は、美しい景色を見に行くこと。自然が大好きなので、山、海、川、湖へ絶景を見に行きます。今まで行ったところで心に残っているのは、群馬県の冬の凍った榛名湖と伊豆の白浜の近くにある青の洞窟かな。いつかボリビアのウユニ塩湖も見てみたいです。

Q9.モーニングルーティンを教えてください

朝起きたら、まず顔を洗って歯をみがいて、育てている観葉植物の状態をひとつひとつ確認します。“あ! この子ちょっとしなってきているから、水の分量と栄養分を増やして外に出してあげよう”とか。そのあと、大好きなコーヒーを飲みます。コーヒーミルで豆を中挽きにして、最近はアイスコーヒーにしています。サーモスのアイスコーヒーメーカーでつくるのが、香りも苦みも損なわれないのですごくおいしいんですよ。そのアイスコーヒーをストローで1時間半くらいかけて、ちょっとずつ味わいながら飲みます(笑)。

●未来の愛犬のために、仕事をがんばります(笑)



Q10.これだけはだれにも負けないということは?

犬に対する愛情だけは絶対に負けないと思う。今はひとり暮らしで家を留守にすることも多いので断念していますが、実家ではミニチュアダックスフンドを飼っているんです。家族に送ってもらった動画を見ながら癒やされてます。

ひとつ夢があって…僕が寝そべっているところに、たくさんの子犬たちにわ〜って来てもらって、埋まりたいんです(笑)。大型犬も大好きなので、将来はグレート・デーンとかドーベルマンとかを飼いたくて。そのためにもお仕事をがんばって、愛犬用の広い庭のある家を建てたいですね(笑)。

ESSE8月号
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<撮影/難波雄史 取材・文/井ノ口裕子>

【青木瞭さん】



1996年、神奈川県生まれ。188cm。モデルを経て、2017年より『劇団4ドル50セント』の劇団員として活動。’18年〜’20年、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンに手塚国光役で出演。現在、『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系・毎週日曜9時〜)に富加宮賢人(仮面ライダーエスパーダ/仮面ライダーカリバー)役で出演中。7月3日からオフィシャルファンクラブがスタート