XFN-ASIAによると、韓国の携帯電話事業者SKテレコムが、中国携帯電話サービス市場参入を見据えて、中国同業2位の中国連合通信(チャイナユニコム)の株式10%を約11億ドル(約1200億円)で取得する計画を進めている模様だ。英経済紙フィナンシャル・タイムズが6日付で報じた。

  同紙は、ソウルの銀行筋の話として、「SKテレコムは年内に新規投資を予定しており、現在、50人体制で中国への投資を検討している」と伝えた。また、別の関係者が、SKテレコムのターゲットは中国連合通信だと語ったとした。

  一方、SKテレコムのスポークスマンは5日、同社が中国市場参入の可能性を検討していることを明らかにしたが、中国連合通信株取得についてはコメントを控えた。【了】