メルセデス・ベンツ新型「Cクラス」 5代目は全車電動化して刷新! セダンとワゴンのグレード差は?
ISGモデルのほかにPHEVモデルも存在
メルセデス・ベンツ日本は、新型「Cクラス」を2021年6月29日に発表しました。5代目となる新型Cクラスですが、メルセデス・ベンツのDセグメントモデルとして、どのようなパワートレインや装備を搭載して登場するのでしょうか。
今回日本で発表された新型Cクラスは、セダンが「C200アバンギャルド」「C200 4MATICアバンギャルド」「C220dアバンギャルド」「C350eアバンギャルド」の4グレード、ステーションワゴンが「C200アバンギャルド」「C220dアバンギャルド」の2グレード展開。純ガソリンモデルはなく、全車電動化されたことが大きな特徴となります。
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「C200アバンギャルド」「C200 4MATICアバンギャルド」(4MATIC:四輪駆動)はガソリンのISG(48Vマイルドハイブリッド)モデルで、エンジン単体で204馬力・300Nmを発生する1.5リッター直列4気筒ターボを搭載。
一方、ディーゼルのISGモデルとなる「C220dアバンギャルド」は、エンジン単体で200馬力・440Nmを発生する、2リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボが搭載されます。
そしてセダンに設定される「C350eアバンギャルド」はPHEVモデルで、204馬力・320Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンに、129馬力・440Nmを発生する電気モーターの組み合わせ。電気のみでの走行可能距離は100kmを確保しました。
なお、ISGモデルおよびPHEVモデルのいずれにおいても、トランスミッションは「9Gトロニック」(9速AT)が組み合わされます。
また新型Cクラスには、先進装備として同社の旗艦車種「Sクラス」にも搭載される四輪操舵システム「リアアクスルステアリング」や、ドライバーの指紋および声いずれかの生体認証もしくはPINコードによる認証、さらに日本で販売されるDセグメントモデルで初の「ARナビゲーション」など、さまざまな装備が設定されます。
精度を高めた安全運転支援システムなども注目されており、新型CクラスはDセグメントのベンチマーク的モデルとして、今後も目が離せない存在になりそうです。
それではここでクイズです。
メルセデス・ベンツのモデルにおいて、新型CクラスはDセグメント、メルセデス・ベンツのエントリーモデルとして4代目となる現行型AクラスはCセグメントに属します。
では、初代モデルのAクラスは、何セグメントに属するモデルだったでしょうか。
【1】Aセグメント
【2】Bセグメント
【3】Cセグメント
【4】Dセグメント
※ ※ ※
正解は【2】のBセグメントです。
メルセデス・ベンツの乗用車で初のFFモデルとして登場したAクラスは、初代と2代目はBセグメントモデルに属し、3代目からCセグメント級へ移行しました。
※クイズの出典元:カーデイズ