CBS MarketWatchによると、米労働省が2日発表した5月の雇用統計で、非農業部門就業者数(軍人を除く、季節調整済み)は前月比7万5000人増となり、市場予想の同17万4000人増を大きく下回った。4月は同13万8000人増から同12万6000人増へと下方改定された。また、失業率は、前月の4.7%から4.6%に低下し、2001年7月以来の低水準となった。

  5月の平均時給は、前月比1セント(0.1%)増の16.62ドルとなった。前月は同0.6%増だった。週平均労働時間は、33.8時間となり、前月から0.1時間減少、総労働時間は前月から0.2%減少した。

  業種別では、サービス部門は医療が1万9000人増となったが、小売業で2万7000人減となった。そのほか、建設業が1000人増とほぼ横ばい、製造業は1万4000人減となった。【了】