ブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】

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セキュリティーが甘くなった隙に、出待ちファン数人がネイマールに"危険な接触“

 パリ・サンジェルマン(PSG)のエースFWネイマールは現在、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選2試合と南米選手権(コパ・アメリカ)に臨むブラジル代表に帯同している。

 スター選手だけに熱烈なファンも少なからず存在するが、母国で思わぬハプニングに見舞われた”危険な瞬間”に海外メディアが注目している。

 ネイマールは今季、度重なる怪我で離脱を繰り返してきた影響もあり、リーグ戦18試合で9得点にとどまった。PSGでのシーズンを終え、今後はブラジル代表としてのプレーに集中することになるなか、母国で思わぬハプニングに見舞われてしまった。

 W杯予選のエクアドル戦に向け、チームバスでホテルに到着した際のこと。選手やスタッフたちがホテルへ入るなか、ネイマールもバスから降りてその流れに続こうとしていた矢先、セキュリティーが甘くなった隙を突くように出待ちしていたファン数人がネイマールのもとへ駆け寄って接触を図った。

 ファンたちはすぐさま警備スタッフに取り押さえられたが、1人の少年が接近時に足を滑らせた勢いで、ネイマールにタックルをお見舞いしてしまう。この衝撃でネイマールの靴が脱げてしまったが、何事もなかったかのようにもう一度履き直して、ホテルへと入っていく一部始終がSNS上で出回った。

 この思わぬハプニングにスペイン紙「AS」が「ネイマール、重大なセキュリティーミスでファンから嫌がらせを受ける」と見出しを打ち反応。「ネイマールは、2022年のカタール大会の予選であるエクアドル戦の24時間前に、ホテルの入り口で代表チームのバスを降りた時に、危険な目に遭った」と綴り、ファンの暴挙による衝撃の瞬間を驚きを持って報じていた。(Football ZONE web編集部)