宇都宮市内で11日、交通量の多い交差点で高校生や警察署員などが通勤・通学途中の自転車利用者に安全な利用を呼びかけました。

宇都宮市桜2丁目の交差点は近くに多くの高校があり、中心市街地への通勤者も利用するため、通勤・通学の時間帯には多くの自転車が通ります。

近くの高校に通う生徒や交通安全協会の会員など、およそ35人が交差点に立って安全な自転車の利用を呼びかけました。

宇都宮中央警察署管内では去年6月から10月の自転車事故発生件数は116件で、前の年のおよそ2倍、中でも中高生の事故は42件でおよそ4倍だったといいます。

去年春は緊急事態宣言で学校が休校していて6月から通常授業に戻り、自転車通学に不慣れな生徒が多かったのではないかと警察ではみています。

自転車で通勤通学する人たちに啓発用のポケットティッシュを配りながら交通事故防止を訴えていました。