大嶋一生市長の死去に伴い今月23日に投開票が行われる日光市長選挙に出馬を表明している元副市長の阿部哲夫氏(71)が11日、政策発表の会見を開きました。

阿部氏は前回2018年の日光市長選挙で大嶋市長に15票差で敗れていて、2度目の挑戦となります。

重点政策として「新型コロナウイルス対策」と「財政再建対策」の2つを掲げます。

新型コロナウイルス対策については高齢者や子供のいる世帯を中心に、まん延防止臨時給付金として一世帯一律1万円を支給するとしています。

財政再建対策としては国や県との連携を強調していて、雇用の確保と税収の増加を図るための新日光産業団地の造成を行うなど市の立て直しを呼びかけます。

日光市長選挙には前の市議会議員の粉川昭一氏(57)も出馬を表明していて、一騎打ちとなる公算が高くなっています。     

日光市長選挙は5月16日告示、23日に投開票が行われます。