在宅医療をテーマにした映画「いのちの停車場」の特別試写会が4日、ロケが行われた栃木市で開かれ、上映前の舞台あいさつに主演の吉永小百合さんなどが登場して、ロケの思い出を披露しました。

映画「いのちの停車場」は長年、救命救急の医師として働いてきた吉永さん演じる主人公が故郷の金沢に戻り、在宅医療を通していのちと向き合う社会派の作品です。

とちぎ岩下の新生姜ホールで開かれた特別試写会では、映画出演122本目にして初めての医師役という吉永さんやメガホンを取った成島出監督などが舞台あいさつに立ちました。

映画は栃木市内でロケが行われたほか、小山市や下野市の医師が医療の監修や在宅医療の演技指導に携わっています。

吉永さん:「栃木市の川辺で撮影させていただいたが、市民の皆さんがとても温かく私たちを歓迎してくださったのでスムーズに撮影ができたと思っている」

成島監督:「金沢の風情に通じる所はないかと探していて。『いのちの停車場』という題名ですから、ものすごく大事なバス停だったんですけど、すてきな所が栃木市で見つかって本当によかった」

映画「いのちの停車場」は5月21日から全国ロードショーとなります。