捜査を助けるワン! 訓練の成果を披露
警察犬の訓練の成果を競う競技会が5日、栃木県下野市で開かれました。
この競技会は、日本警察犬協会栃木支部が毎年開いているもので、去年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となりました。
今年は県内の訓練士や愛好家15人と県警の嘱託警察犬など37頭が出場し、2年ぶりに訓練の成果を披露しました。
警察犬になるための第一歩、伏せや待てといった指示に従わせる「服従」競技や、匂いをかぎ容疑者の遺留品を選び出すための「臭気選別」など、合わせて4つの競技が行われました。
県警察本部によりますと、今年に入って5月5日までに行方不明になった高齢者の捜索など県内で26件、警察犬が出動し解決の手助けをしたということです。