東京と関西の合わせて4つの都府県に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されている中、大型連休は最終日も鉄道や空の便、高速道路は新型コロナが流行する前のような大きな混雑はありませんでした。

栃木県大田原市の「黒羽観光やな」では、地元の人や帰省客がアユを楽しむ姿が見られました。

このやなは、2019年の東日本台風で施設が壊滅的な被害を受けリニューアルオープンを目指していたものの、去年の大型連休は新型コロナウイルスの感染拡大でそれを断念せざるを得ず、5月の大型連休では2年ぶりの営業となります。

コロナ禍ではありますが、今年は例年に比べて1割ほど来場者が増えていて1日あたり約350人が訪れたということです。

やなでは、地元の人やふるさとに戻ってきた人が連休を楽しむ姿が見られました。

黒羽観光やなでは、席にパーテーションを設置したり従業員がフェイスガードをつけたり万全の対策をして営業しています。

感染拡大を食い止めることも大切ですが、アユを楽しみにしてきた人をがっかりさせてはいけないと営業を続けていて、7月には台風で壊れたやなのリニューアルも予定しています。