大嶋一生市長の死去に伴い、5月に行われる日光市長選挙で、元副市長の阿部 哲夫氏が4月30日、正式に出馬を表明しました。

阿部氏は71歳。3年前の日光市長選挙で大嶋市長に15票差で敗れていて今回、2度目の挑戦となります。

大嶋市長の葬儀後、多くの人の後押しがあり出馬を決意したということで、自民党県連の推薦を受けて立候補する方針です。

大嶋市政については財政再建を明確に示したことは評価に値するとしていて、阿部氏自身も40年の行政経験と国や県とのパイプを使い財政の屋台骨を立て直すと意気込みました。

最も重要な政策を新型コロナウイルス対策としていて、そのほか暮らしや教育、観光、環境など6本柱の政策を掲げて選挙戦に臨みたいとしています。

日光市長選挙は5月16日告示、23日が投開票で、市議会議員の粉川 昭一氏57歳も意欲を示し、選挙戦になる公算が大きくなっています。