知事次男の福田 陽氏が市議を辞職
福田富一知事の次男で宇都宮市議会議員の福田陽氏が28日、辞職願を提出しました。
2020年に行われた知事選で、福田知事への投票を呼び掛ける文書を告示前に配ったとして書類送検されていました。
宇都宮市・議会事務局によりますと28日付けで福田氏から辞職願が熊本和夫議長あてに提出されました。
福田氏は2020年11月の県知事選挙で、告示の前に福田知事への投票を呼び掛ける文書数百枚を郵送したなどとして公職選挙法違反の疑いで書類送検されていました。
当時、議長を務め同じく書類送検された櫻井啓一前市議会議員は今月21日に議員を辞職しています。
福田氏は2019年春の統一地方選で初当選し1期目でした。
福田氏の辞職の理由は「一身上の都合」だということですが、関係者によりますと福田氏から連絡があり、「道義的責任を取って辞職いたします。誠に申し訳ありませんでした」と説明したということです。
宇都宮市選挙管理委員会によりますと、今回の辞職を受けての補欠選挙は行わないということです。