山口県の大手酒造メーカーの人気の純米大吟醸酒「獺祭(だっさい)」の原料となる酒米に栃木県産のコメを100%使った地域限定のお酒の販売が始まりました。

販売が始まったのは、道の駅しもつけなど県内の特約店6カ所です。

獺祭は山口県の大手酒造メーカー「旭酒造」の純米大吟醸酒で、山田錦という酒米が使われています。

旭酒造では酒米の品質コンテストを毎年開いていて、栃木県産の山田錦は2019年にグランプリを、2020年には準グランプリを獲得しています。

この縁もあり今回、栃木県産の山田錦100%で作った獺祭が県内で限定販売されることになりました。

旭酒造によりますと、栃木県産の山田錦は粒の大きさやツヤなど総合的に品質が高く、今回の地域限定酒は通常の獺祭に比べてすっきりしていてキレが良いということです。

栃木県内では大小合わせておよそ8千本が販売される予定で、そのうちのおよそ3千本が道の駅しもつけで販売されます。