新型コロナウイルスについて、栃木県と宇都宮市は25日、新たに28人の感染を確認したと発表しました。

また、1日の発表分としては最も多い、11人の変異株の感染を確認しています。

感染が確認されたのは、小山市、栃木市、上三川町、真岡市、下野市、足利市、宇都宮市、それに東京都の10歳未満から90代の男女28人です。

このうち6人は県内54例目のクラスターが発生した上三川町の病院の入院患者と勤務する医療従事者です。

この病院での陽性者は、合わせて23人となりました。

また、別の6人はすでに陽性が判明している小山市に住む30代の会社員の男性と接触があり、県が関連を調べています。

県内の感染者は累計5227人となりました。 

現在の療養者は209人で、このうち重症は4人、入院調整中は21人となっています。

一方、変異株について、県は新たに11人から確認されたと発表しました。 

1日の発表分としては最も多い感染確認です。

このうち6人は、すでに変異株の感染が確認された20代の男性2人と関連があり、県が引き続き調べています。

変異株患者の累計は74人となっています。