ひき逃げと飲酒運転の疑いで逮捕されたFW森本貴幸

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 スポルティボ・ルケーニョ(パラグアイ1部)に所属する元日本代表FW森本貴幸が16日、ひき逃げと飲酒運転の疑いで逮捕された。

 パラグアイ『ラ・ナシオン』など複数メディアによれば、同日に首都アスンシオンで森本の運転する乗用車がバイクと衝突。森本は救助を行うことなく立ち去り、その後の警察による検査で0.41ミリグラムのアルコールが検出された。

 森本は警察の調べに対し、「恐怖を感じて事故現場を離れ、土地勘がないために最寄りの警察署に行かなかった」と話しているという。日本大使館によると森本はすでに保釈され、衝突したバイクの修理費や相手の医療費を支払うつもりだとも報じられている。

 事故が起きる約2週間前の今月3日には、自身のインスタグラム(@morimototakayuki9)でパラグアイの特殊な交通事情を明かしていた。

 森本は「赤信号で停車中に横断歩道におしっこする紳士」と、車内から撮影したと思われる男性の写真を投稿。「かなりの人通りと車は通ってました。自分は変人だと思ってましたがこの国ではまだまだ甘いと感じました」とカルチャーショックを受けた様子でつづり、ハッシュタグで「#刺激が強すぎる」「#南米生活」「#価値観」「#普通とはなんだ」と続けた。

 昨年9月に福岡との契約を双方合意の上で解除した森本は、同年10月にAEPコザニ(ギリシャ3部)へ入団。しかし、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が開催されないことを受けて退団し、パラグアイに新天地を求めた。ここまで公式戦の出場はなく、デビューせずにクラブを去る可能性も伝えられている。

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