コロナ禍が続く中、施設などで手軽に消毒をしてもらうための器具が4日、県に寄贈されました。

寄贈されたのは足踏み式の消毒スタンド100台です。

これは、コロナ禍でトヨタの生産ラインの稼働が停止した際に、従業員らが自分たちにできることはないかと製作をしたことがきっかけで誕生したものです。

販売会社などでつくる栃木県オールトヨタ会の幹事会社、トヨタカローラ栃木の喜谷 辰夫社長や前の幹事会社、栃木トヨペットの荒川 徹三社長などが県庁を訪れ、福田 富一知事に目録を手渡しました。

消毒スタンドは改良を重ねた製品が自動車販売店でも一般販売されていて、さっそく福田知事は踏むのに力がいらなくていい、と使い心地を確認していました。

県内の福祉施設や特別支援学校などで使用されるということです。