新型iPad Proと失せ物追跡タグAirTags(仮)、3月発表のウワサ

アップルの失せ物追跡タグAirTags(仮)と次期iPad Proが3月に(おそらくバーチャルイベント形式で)発表されるとの噂が伝えられています。

有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Jon Prosser氏は、まずAirTagsが「3月に予定されている。これ以上の延期は聞いてない」とツイート。さらに「iPad Proは?」と聞かれたことに対して「自分が知る限り、そちらも3月」と答えています。

ここでいうAirTagsとはTile製品のように鍵や財布、バックパックなどに付けて追跡でき、離れたときにアップルのデバイス上で通知が受けられると推測されるもの。iPhoneのARインターフェース上で風船として表示されて発見しやすい機能もあると見られています。

しかしProsser氏が「もうすぐAirTagsが登場」と言ったのは、今回が初めてではありません。昨年(2020年)10月にはiPhoneイベントで同時発表されると示唆したり、またiOS/iPadOS 14.3と同時に11月リリースと予想したものの、両方とも外れています。とはいえ、有名アナリストMing-Chi Kuo氏もいずれ数千万台が出荷されるとの見通しを述べており、アップルが準備中である可能性は高いと思われます。

もう1つの噂である新型iPad Proについては、すでに「2021年春」(近年アップルが定例的にイベントを開催している3月)リリース予想が定説となっています。上述のKuo氏もミニLEDディスプレイ(液晶画面のバックライトを微小なLEDに分割した技術)搭載で2021年前半と予想し、台湾サプライチェーン筋からは5Gミリ波対応の可能性もあると伝えられていました。

今回のウワサの発信源であるProsser氏は、第2世代iPhone SEの正確なリリース時期を的中させ、その後の新型13インチMacBook Proや新型iMacも事前に言い当てています。有名リーカーへの信頼が揺らがないよう、3月にAirTagsが発表されるよう祈りたいところです。

Source:Jon Prosser(Twitter)

via:MacRumors