高畑充希&山崎賢人
 - (C) ふじた/一迅社 (C) 2020 映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会

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 高畑充希と山崎賢人が共演した映画『ヲタクに恋は難しい』(2020)が、フジテレビ系・土曜プレミアムにて本日13日よる9時から本編ノーカットで地上波初放送される(一部地域を除く)。本作の個性あふれる登場人物と、見どころを紹介したい。

 アニメ化もされた大人気の同名Webコミックを実写映画化した本作は、隠れ腐女子・桃瀬成海と、彼女の幼なじみでゲームヲタクの二藤宏嵩による不器用でピュアな恋愛を描いた作品。成海役を現在放送中のドラマ「にじいろカルテ」で主演を担う高畑、宏嵩役を『キングダム』(2019)、「今際の国のアリス」(Netflix)の山崎が務めた。ミュージカル要素もある本作のメガホンを取ったのは、『銀魂』シリーズなどの福田雄一監督だ。

 物も人もBLに変換して考えてしまう成海を演じた高畑は、本作の出演にあたって「成海というキャラクターに親しむにつれて、何事も“どちらが受けでどちらが攻めか”、という目線で見るようになってしまって(笑)。見える世界が広がった気がして、すごく楽しかったです。ヲタク文化とミュージカルは、どこか親和性というか、しっくりくる感じがありました」と当時語っていた。

 基本的に無表情でクールな宏嵩役の山崎は、本作でミュージカルに初挑戦。「この仕事を初めて10年目になるんですけど、ダンスに歌に、福田組で新しい扉を開かせていただいて、新しいジャンルに挑戦するということは本当に刺激的で楽しいことだと改めて実感しました」という本人の言葉通り、本作では、歌って踊る山崎の新たな一面を見ることができる。

 また、成海と宏嵩の会社の先輩で、三次元好きなコスプレイヤー・小柳花子役の菜々緒、成海のヲタ友・未来役の若月佑美が劇中でコスプレ姿を披露。花子の彼氏・樺倉太郎役の斎藤工のダンス、宏嵩の同僚で声優ヲタクの坂元真司役・賀来賢人の全力“ヲタ芸”シーンも必見だ。

 ほかにも、花子行きつけのバーのマスター役のムロツヨシ、成海と宏嵩の上司・石山邦雄役の佐藤二朗といった福田組の常連や、リア充女子・森田悠季役の今田美桜など豪華キャストが集結した。(山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)(編集部・梅山富美子)