じれったい距離感!
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 菅田将暉と有村架純がダブル主演を務める映画『花束みたいな恋をした』(1月29日公開)から、二人が演じる男女のじれったい恋模様を捉えた本編映像が公開された。

 本作は、東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った男女の5年間にわたる恋の行方を描くラブストーリー。『いま、会いにゆきます』『罪の声』などの土井裕泰監督と、ドラマ「東京ラブストーリー」「カルテット」などで知られる人気脚本家・坂元裕二がタッグを組んだ。

 劇中、菅田ふんする大学生の山音麦と有村演じる八谷絹は、好きな音楽や映画が同じであっという間に恋に落ちる。このたび公開された本編映像はそんな麦と絹のドキドキの恋愛模様を収めたもので、デートの最後にお決まりのファミレスで会話が盛り上がり、気づけば終電になってしまっている二人の姿が映し出される。友達以上恋人未満のじれったい距離感のなか、自らの気持ちを確信した二人は終電までに告白することを決意するが、タイムリミットが迫って次第に焦りだす様子が、坂元によるリアルなセリフで表現されている。

 坂元作品ではファミレスが重要な舞台として登場することが多いが、本作も「ファミレスで始まりファミレスで終わる」といっても過言ではないそうで、坂元は「ファミレス、好き過ぎるんですよね。ファミレスが出てこない話があったら、我慢してると思ってもらってもいい(笑)。そもそも人が道を歩きながらとか、公園のベンチとかで話してる時って、その場所に合わせた範囲の話をしていると思うんです。そう考えると、ファミレスで話されていることこそが僕が話して欲しいこと」と語っている。(編集部・吉田唯)