「なんてスキャンダルだ!」武藤嘉紀のヘッドがS・ラモスの肘に直撃したシーンが物議!エイバル指揮官は不満露わ
現地時間12月20日に開催されたラ・リーガ第13節で、武藤嘉紀と乾貴士が所属するエイバルは、王者レアル・マドリーとホームで対戦。1−3で敗れた。
両サムライ戦士がスタメンを飾ったこの試合で、物議を醸しているのが1−2で迎えた82分のシーンだ。左サイドからのクロスに対し、敵ペナルティエリア内で武藤がヘッドで折り返したボールが空いてDFセルヒオ・ラモスの右肘に直撃。だが、VAR検証の結果、ムヌエラ・モンテーラ主審はPKを取らなかった。
試合後、エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は、不満を露わにした。
「今週もいくつかハンドかどういう場面があった。いつ笛が鳴るのか、鳴らないのかわからない。様々なカメラから、スロー映像や速い映像の2つ3つあるはずだが、今日は20秒で決定が下された」と語り、こう続けている。
「ラモス自身が手で当たったとコメントしたが、いつ笛を吹くのかわからない。一年中同じ問題を続けている。問題は引き続き存在するため、VARがあるかどうかは関係ない」
【画像】ハンドではない? 物議を醸している武藤のヘディングシーン
スペイン紙『MARCA』によれば、元レフェリーのアンドゥジャル・オリベル氏は「レアル・マドリーのセンターバックは、武藤のシュートの後、肘を前にして身体を動かし、ゴールに向かうボールのコースを防いでいる。エイバルにペナルティが示されるべきだ」との見解を語ったという。
一方、『AS』紙は、同じく元主審のイトゥラルデ・ゴンザレス氏の「ラモスの肘に当ったが、自然な位置でジャンプしている。私にとってはペナルティではなく、手は自然だった」とのコメントを掲載している。
バルセロナの新会長候補であるトニ・フレイシャ氏が「なんてスキャンダル!VARは不正行為を合法化する手段になった」とツイートするなど、小さくない騒ぎとなっている今回の一件。もしハンドでPKをもらえていれば、同点にする絶好チャンスだっただけに、エイバル、とりわけ武藤にとっては悔しい判定となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
両サムライ戦士がスタメンを飾ったこの試合で、物議を醸しているのが1−2で迎えた82分のシーンだ。左サイドからのクロスに対し、敵ペナルティエリア内で武藤がヘッドで折り返したボールが空いてDFセルヒオ・ラモスの右肘に直撃。だが、VAR検証の結果、ムヌエラ・モンテーラ主審はPKを取らなかった。
「今週もいくつかハンドかどういう場面があった。いつ笛が鳴るのか、鳴らないのかわからない。様々なカメラから、スロー映像や速い映像の2つ3つあるはずだが、今日は20秒で決定が下された」と語り、こう続けている。
「ラモス自身が手で当たったとコメントしたが、いつ笛を吹くのかわからない。一年中同じ問題を続けている。問題は引き続き存在するため、VARがあるかどうかは関係ない」
【画像】ハンドではない? 物議を醸している武藤のヘディングシーン
スペイン紙『MARCA』によれば、元レフェリーのアンドゥジャル・オリベル氏は「レアル・マドリーのセンターバックは、武藤のシュートの後、肘を前にして身体を動かし、ゴールに向かうボールのコースを防いでいる。エイバルにペナルティが示されるべきだ」との見解を語ったという。
一方、『AS』紙は、同じく元主審のイトゥラルデ・ゴンザレス氏の「ラモスの肘に当ったが、自然な位置でジャンプしている。私にとってはペナルティではなく、手は自然だった」とのコメントを掲載している。
バルセロナの新会長候補であるトニ・フレイシャ氏が「なんてスキャンダル!VARは不正行為を合法化する手段になった」とツイートするなど、小さくない騒ぎとなっている今回の一件。もしハンドでPKをもらえていれば、同点にする絶好チャンスだっただけに、エイバル、とりわけ武藤にとっては悔しい判定となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部