【海外発!Breaking News】約41年毎日、夫のサンドイッチを一口かじって持たせる妻 その理由が深い(米)
米テキサス州在住の女性は毎日、出勤する夫にサンドイッチを作る。結婚以来約41年間続く習慣だが、女性はそのサンドイッチを一口だけかじって袋詰めするという。夫婦の愛がいっぱい詰まった温かいニュースを『The Sun』『Metro』などが伝えている。
米テキサス州ファニン郡レナード(Leonard)在住のトレイシー・ハウエルさん(Tracy Howell)が今月2日、自身のFacebookに食品保存用袋に入ったサンドイッチの写真を投稿した。サンドイッチはトレイシーさんが夫のために作ったものだというが、一口だけかじってあるのだ。
この写真には、「夫クリフォード(Clifford)と私は、結婚してもうすぐ41年になるわ。私は夫が仕事に行く日は毎日、ランチを作っているの。結婚初日からね」と言葉が添えられており、なぜサンドイッチにかじったあとがあるのかについて、次のような説明があった。
「私は機会を見つけては、夫の職場に出かけて行って一緒にランチを食べていたの。するとある日、夫がこう言ったのよ。『愛する人と一緒に食べるランチは格別だね』とね。」
「それから間もなくしたある晩のこと、私は夫の次の日のランチを作っていたの。そしてできあがったサンドイッチを一口だけ食べ、そのまま袋に詰めたわ。」
「(携帯電話なんてなかった時代で)翌日、夫が帰宅すると『誰かが私のサンドイッチを一口食べてしまったんだ』と言ってきたわ。だから私はこう返したの。」
「それは私よ。だって私はあなたと一緒にランチを食べることができないでしょう。私がああやって一口かじっておくことで、あなたは私が一緒にいると感じることができるじゃない?」
「それ以来、私は(ツナとピメントチーズの時は除いて)サンドイッチを一口だけかじるの。すると彼は今でもこう言ってくれるのよ。『今日、君も一緒にランチをしてくれたね。とても美味しかったよ』とね。」
トレイシーさんによると、この投稿は翌日に5人にシェアされていたそうで「こんなたわいもない話をシェアする人もいるんだわ」と思ったそうだ。しかしその5日後には50人以上に、そして日本時間12日には10万人以上がシェアし、トレイシーさんは「驚きというよりもショックだったわ」と述べ、こう明かした。
「最初は『ええ? なんで?』と笑い飛ばしていたのよ。でもそのうち『なんて素敵なの』とか『41年の結婚記念日を迎えるなんて、素晴らしいわ』といったメッセージが世界中から届いているのに気付いたの。嬉しかったわ。」
実はクリフォードさんがトレイシーさんにプロポーズしたのは、今から41年前の最初のデートの後だったそうで、トレイシーさんは「彼との結婚は運命だったと思えるの」と胸のうちを明かすと、2人が仲良し夫婦でいられる秘訣についてこう続けた。
「結婚にはもちろん忍耐も必要よ。でも私たち夫婦はいつも話し合うことで困難を乗り越えてきたの。」
「私がサンドイッチをかじるのは、彼に愛していることを伝えるためでもあるの。私たち夫婦は一日に何度も『アイ・ラブ・ユー』と伝えあうの。それも歯を磨くように、自然にね。そうやってお互いの気持ちを言葉で伝えることが上手くやっていくのに必要なんだと思う。思っているだけではだめよ。小さなことかもしれないけど、クリフォードは日中、私に電話をくれるのよ。そして『いやあ。君の声が聞きたくてね』って言うの。そんなささいな思いやりが大切なんだと思うわ。」
そのようにさらっと言ってのけるトレイシーさんだが、「一口かじったサンドイッチ」に秘めた思いは、約41年連れ添った夫婦だからこそわかる真の愛なのであろう。職場でサンドイッチを頬張るクリフォードさんの嬉しい顔が目に浮かぶようだ。
画像は『Tracy Howell 2020年4月17日付Facebook「40 years babe!」、2020年12月2日付Facebook「Clifford and I have been married almost 41 years and I have made his lunch every working day since day 1.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
米テキサス州ファニン郡レナード(Leonard)在住のトレイシー・ハウエルさん(Tracy Howell)が今月2日、自身のFacebookに食品保存用袋に入ったサンドイッチの写真を投稿した。サンドイッチはトレイシーさんが夫のために作ったものだというが、一口だけかじってあるのだ。
「私は機会を見つけては、夫の職場に出かけて行って一緒にランチを食べていたの。するとある日、夫がこう言ったのよ。『愛する人と一緒に食べるランチは格別だね』とね。」
「それから間もなくしたある晩のこと、私は夫の次の日のランチを作っていたの。そしてできあがったサンドイッチを一口だけ食べ、そのまま袋に詰めたわ。」
「(携帯電話なんてなかった時代で)翌日、夫が帰宅すると『誰かが私のサンドイッチを一口食べてしまったんだ』と言ってきたわ。だから私はこう返したの。」
「それは私よ。だって私はあなたと一緒にランチを食べることができないでしょう。私がああやって一口かじっておくことで、あなたは私が一緒にいると感じることができるじゃない?」
「それ以来、私は(ツナとピメントチーズの時は除いて)サンドイッチを一口だけかじるの。すると彼は今でもこう言ってくれるのよ。『今日、君も一緒にランチをしてくれたね。とても美味しかったよ』とね。」
トレイシーさんによると、この投稿は翌日に5人にシェアされていたそうで「こんなたわいもない話をシェアする人もいるんだわ」と思ったそうだ。しかしその5日後には50人以上に、そして日本時間12日には10万人以上がシェアし、トレイシーさんは「驚きというよりもショックだったわ」と述べ、こう明かした。
「最初は『ええ? なんで?』と笑い飛ばしていたのよ。でもそのうち『なんて素敵なの』とか『41年の結婚記念日を迎えるなんて、素晴らしいわ』といったメッセージが世界中から届いているのに気付いたの。嬉しかったわ。」
実はクリフォードさんがトレイシーさんにプロポーズしたのは、今から41年前の最初のデートの後だったそうで、トレイシーさんは「彼との結婚は運命だったと思えるの」と胸のうちを明かすと、2人が仲良し夫婦でいられる秘訣についてこう続けた。
「結婚にはもちろん忍耐も必要よ。でも私たち夫婦はいつも話し合うことで困難を乗り越えてきたの。」
「私がサンドイッチをかじるのは、彼に愛していることを伝えるためでもあるの。私たち夫婦は一日に何度も『アイ・ラブ・ユー』と伝えあうの。それも歯を磨くように、自然にね。そうやってお互いの気持ちを言葉で伝えることが上手くやっていくのに必要なんだと思う。思っているだけではだめよ。小さなことかもしれないけど、クリフォードは日中、私に電話をくれるのよ。そして『いやあ。君の声が聞きたくてね』って言うの。そんなささいな思いやりが大切なんだと思うわ。」
そのようにさらっと言ってのけるトレイシーさんだが、「一口かじったサンドイッチ」に秘めた思いは、約41年連れ添った夫婦だからこそわかる真の愛なのであろう。職場でサンドイッチを頬張るクリフォードさんの嬉しい顔が目に浮かぶようだ。
画像は『Tracy Howell 2020年4月17日付Facebook「40 years babe!」、2020年12月2日付Facebook「Clifford and I have been married almost 41 years and I have made his lunch every working day since day 1.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)