真岡市の石坂 真一市長は24日、会見を開き、ウィズコロナの旅行スタイルに対応したグランピング施設の実証実験を井頭温泉内で開始すると発表しました。

これは今月、真岡市が採択を受けた魅力的な滞在コンテンツをつくる国の事業の一環で行われるもので、公共の宿泊施設「井頭温泉チャットパレス」にグランピング施設を2棟設置します。

国の補助は1600万円を見込んでいて、これに合わせ市では井頭観光いちご園での夜のイチゴ狩りなどの旅行商品を計画しています。

チャットパレスでは宿泊客が年々減少傾向にあり、昨年度はコロナの影響などで赤字となっていて、市ではこの事業を起爆剤にしたいということです。

グランピングの運営は来年2月から予定していて、1カ月間は国の予算で実証事業を行います。

それ以降5月の大型連休ごろまでは市の予算で運営し、反響が良ければグランピング施設を増やす考えです。