ドイツ統一と栃木県の日独協会設立30周年を記念して24日、駐日ドイツ大使が来県しました。

今年は東西ドイツが1990年に統一してから30年。同じく日本そして栃木とドイツの友好を深めようと活動する「とちぎ日独協会」の発足から30年が経ちました。

これを記念して去年9月に着任したイナ・レーペル駐日ドイツ大使が24日に県庁を訪れ、福田 富一知事の案内で県庁から関東平野の眺めを堪能したほか、結城紬や益子焼など伝統工芸の説明を受けました。

そして午後にはビール祭りやレンガ窯といったドイツの文化と交流のある栃木市の大川 秀子市長や野木町の真瀬 宏子町長らも参加して、とちぎ日独協会設立30周年を祝う式典が栃木市内で開かれました。

レーペル駐日大使はドイツが統一し30年経った今でも東西で格差が残るっていることなど現状について講演し、コロナ禍で交流の機会が減っているなか各地の日独協会を柱に両国の友好を深めていってほしいと話しました。