全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会議が23日、オンラインで開催され、GoToトラベルに関し感染者が増えた「ステージ3」と判断された場合は対象から除外するなど機動的な対応を求める国への緊急提言の素案が示されました。

対策本部会議には30の道府県が参加し、感染の第3波が来ている認識で一致しました。

各県からは第3波の警戒宣言案に賛成の声が寄せられ、GoToトラベル、GoToイート運用見直しへの意見のほか、飲食店、観光業者などへの支援、忘年会対策の課題などがあがりました。

栃木県の福田 富一知事はGoToキャンペーンと財政支援について提言し、国がリーダーシップを発揮して運用方針を明確に示すべきと述べました。

福田知事は財政支援について地方財政や地域企業、医療機関への追加の予算措置を国に求めるよう提案しました。

全国知事会は今後、緊急提言をまとめて国に提出する方針で地方も共同で対応する姿勢を明確にしました。