新型コロナウイルスの影響で延期されていた高校生の就職面接会が今年度初めて栃木市で開かれました。

今年は新型コロナウイルスの影響で企業の選考開始時期が1ヵ月延期されたことに伴い、栃木労働局などが開催する就職面接会も20日からスタートしました。

栃木会場には3密を避けるため、去年のおよそ半分の40社が参加し、来年3月に卒業予定の高校3年生およそ30人が面接を受けました。

栃木労働局によりますと、高校生の求人数は去年7月末が7、804件で、リーマンショック以降で最も高かった一方で、今年の同じ時期では5、668件とおよそ27%減少しています。

去年10月末では内定率はおよそ84%でしたが、今年はどこまで新型コロナウイルスの影響が出るか不透明さが残ります。

就職面接会は今月26日に宇都宮市で、27日には、大田原市で行われます。