工業系の学校に通う生徒たちにモノづくりの楽しさを感じてもらおうと、宇都宮市の高校に18日、モータースポーツで活躍しているレーシングチームなどが訪れました。レース活動について講演のほか、学校前の公道を貸し切ってのデモ走行などが行われました。

宇都宮工業高校で講話を行ったのは、フォーミュラレースのうちF4と呼ばれるカテゴリーで活躍しているチームのメンバーなどです。

レースの運営を行う団体が若手人材の育成などを目的に今年2月に学校と結んだ協定の一環で実現したもので、講話ではレースに出場するドライバーや車両の開発・整備を行うメカニックなどが勝利のためにパーツを細かに調整する楽しさなどについて話しました。

続いて学校に隣接する公道およそ400メートルを封鎖してモ走行が行われました。

公道を走ったのは生徒たちが開発したフォーミュラカーやレーシングチームの車両など4台で、普段通学路として使っている道路をスーパーカーが最高時速190キロを超えるスピードで駆け抜けると、生徒たちは歓声を上げるなどして非日常を楽しんでいました。