コロナ禍の時代に合わせリモートで 電話応対の技術競う
新型コロナウイルスの影響でテレワークなど対面しない形での働き方が注目されるなか、50回以上の歴史を誇る電話の応対技術を競うコンクールが、初めてリモート形式で開かれました。
この電話応対コンクールは、企業などの顧客満足度の向上につなげようと行われているもので、日本電信電話ユーザ協会が毎年開いています。
これまでは会場に出場者を集めて開催されてきましたが、59回目となった今年は事前に録音された電話の音声を動画などで共有できるサービスを使って初めてリモート形式で審査が行われました。
32人の出場の中から1位に選ばれたNTT東日本サービスの加藤 妙子さんです。
これまで3度大会に出場している加藤さんにとっても初めての形式での審査でした。
新型コロナウイルスの影響でビジネスの場面では、テレワークやウェブ会議など対面しない形でのやり取りが増えてきました。
審査のためのリモート設備を提供したNTT東日本では、今後ますます社会が変化していくとみています。
ビジネスの形が変われば顧客との応対で求められるものも変わっていきます。
大会を主催した日本電信電話ユーザ協会でも、今後の競技内容や形式を柔軟に変更して行きたい考えです。