宇都宮市長選挙で5回目の当選を決めた佐藤 栄一さんも事務所で会見し、今回の選挙戦を振り返りました。

宇都宮市などが整備を進める次世代型路面電車LRTの事業などを争点に戦った佐藤さんは、LRTの工事の一時凍結を訴えた新人の須藤 博さんに5万票を超える差をつけ当選を果たしました。

5選を決めた宇都宮市長は明治時代に宇都宮が「市」になってからこれで3人目です。

県都のリーダーをさらに4年務める心境を語りました。

一方LRTをJR宇都宮駅西側に伸ばす計画については、次の任期中に一定の道筋をつける考えを示しました。

さらに公約に掲げていた新しいアリーナの建設についてはLRTの駅東側の開業を予定する2022年に間に合うよう民間誘導で整備する方針です。

今回の投票率が前回をやや下回る41.07%に留まりましたが「まちづくりに関心をもってもらい選挙へ行く流れをつくりたい」と述べました。