勉強会の様子(場所:アンダーデザイン株式会社 東大阪オフィス)

企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)に取組む必要性が認識されることが多くなった現在、果たしてDXって何?と聞かれた場合、即答できるか?そして、このDXの潮流の中で我々が個人、社会の中で取組むべきことは?
 
2020年11月6日(金曜日)、「【第1回】 DX(デジタルトランスフォーメーション)ってなんなん?0から学ぶDX勉強会」と題し、アンダーデザイン株式会社主催による勉強会が開催された。

東大阪に本社を構えるITインフラ企業、アンダーデザイン株式会社(東大阪市長田、代表取締役社長 川口 竜広、以下:アンダーデザイン )は、Zoom 会議、テレワーク、2拠点常時接続なども含め、ITインフラ構築やAWS導入など各種ICTソリューション及びネットワークファシリティの計画・設計・構築・施工・運用・保守から、IT活用による地域活性化まで幅広く事業展開を行う企業。
今回、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪との共催で勉強会が開催された。

「デジタル・トランスフォーメーションとは、デジタル技術(IT)の浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」(スウェーデン・ウメオ大学 エリック・ストルターマン教授:2004)

勉強会は、今後ますます加速するDXについての知識共有と、アンダーデザイン が展開する中小企業等へのDX導入事例、そしてFC大阪が行うクラブ内外に向けたDX推進の取組みなどが紹介された。

参加者からは、自社へのDX導入について様々な質問も出たりと、「DXとITの違いとは?」というDXの言葉の定義についての説明や、最新のDX導入サービス、企業のDX推進動向まで幅広く学べる時間となった。

写真左から、アンダーデザイン 川口代表取締役社長、FC大阪 青野マーケティングダイレクター、アンダーデザイン 森田氏

・FC大阪 青野 剛暁 マーケティングダイレクター
「FC大阪では、新型コロナウイルスによる学校の休校や各スポーツクラブの活動自粛で、運動機会が減った子どもたちに向けて、自宅で簡単に運動を行える「FC大阪 体育の授業」を開始した。この活動はまさにFC大阪が進めたDXの一つ。ここから発展し、選手間でのミーティングにZoomを活用したりと、クラブ内での様々なDXが進んだ。アンダーデザインさんとはコロナ禍で出会った。東大阪市はものづくりの企業が集積するまち。各企業とも本業で忙しい中、DXという時代の流れに乗り切れていない現状がある。この現状を打開できる力となるアンダーデザインさんのような企業があることは、東大阪市としての魅力だと思う。DXという全く新しいことにチャレンジすることの大切さを改めて学ぶことができた。」

・アンダーデザイン 川口 竜広 代表取締役社長
「我々はもともと電話工事会社として設立した企業。現在ではデジタルで人と人を繋ぐ会社になった。ものづくりのまち東大阪にあるこのオフィスを拠点に、東大阪市や他の自治体とも連携することで、ここから様々な取組みや価値を創出する拠点になれればと思う。」

昨今、DX推進は企業・社員の働き方改革推進の手段としても注目されている。アンダーデザイン 、FC大阪はともに、大阪府が企業・大学と連携し、働き方改革や健康経営等に関する課題・情報を共有し、健康に関する様々な課題解決を図るため設立したWell-Being OSAKA Labへ参画する企業。
これら企業の存在とDX推進が、働き方改革推進の機運醸成に繋がることは間違いない。

■各種リンク
アンダーデザイン株式会社ホームページ
FC大阪ホームページ「FC大阪 体育の授業」動画配信
Well-Being OSAKA Labホームページ