どんなことが重要? 新型コロナ対策 医師がアドバイス
新型コロナウイルスの正しい知識や予防方法を知ってもらおうと鹿沼市の小学校で5日、呼吸器内科の専門医師が講演を行いました。
講演したのは呼吸器内科のスペシャリストとして多数のテレビ番組に出演する宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科の院長、倉持 仁医師です。
会場の粟野小学校には、保護者やPTAなど、およそ90人が集まり、倉持医師の話に耳を傾けました。
倉持医師によりますと、現状で新型コロナウイルスは症状から感染が判断できず、学校でも基本的なマスクの着用に手洗い、換気を徹底することが最も重要だと呼びかけました。
その後、質問の時間が設けられ、現場の教員からは子どもたち自身に体調の変化を伝えてもらうのが難しいという声があがりました。
倉持医師は、子どもたちには体調が悪い時はマナーとして申し出ること、保護者には子どもが体調不良を訴えた際、医療機関を受診することをためらわないようアドバイスを送っていました。