火曜日にはすでにkickerにてお伝えしていた通り、1.FCウニオン・ベルリンはブンデス2部1.FCハイデンハイムより、セバスチャン・グリースベックを獲得したことを正式に発表した。同選手は「ウニオンの一員としてブンデスリーガへと臨む、この挑戦を僕は楽しみにしているところだよ」とコメント。先日にはブレーメンとの入れ替え戦にて惜敗を喫したものの、今回の移籍により自身は”昇格”を迎えたことになる。

 「1.FCウニオン・ベルリンとは、ブンデス2部時代に直接対決した」というMFは、「ここ数年ではクラブとしての大きな飛躍をみせており、ブンデス昇格年度にも力強い戦いぶりをみせていた。来季もブンデスリーガで良い役割を演じられるよう、僕自身も貢献していければと思う」と、意気込みをみせた。契約満了に伴い移籍金は発生せず、ウニオンとの契約期間は2022年まで。ブンデス1部、そして2部ともに有効だ。

 今夏最初の補強について、マネージャーを務めるオリヴァー・ルーネルト氏は「かなり前から、我々はセバスチャン・グリースベック獲得を模索していたし、戦力になってくれるものと強く確信している。堅実で空中戦に強く、豊富な経験も兼ね備えた選手だ。彼のもつクオリティはきっと、ブンデスリーガでの戦いにおいて後押ししてくれるものとなるだろう」と、期待感を示している。